稚咲内海岸砂丘帯清掃に参加して


8日、9日両日にわたって約50名が集まり、稚咲内海岸草原散在ゴミ清掃を行いました。

稚咲内海岸草原の清掃活動は「観光客が来た時に、気持ち良く迎えられるように」といった趣旨もあるのだと聞いていました。6月に参加した際は目立つ大きなゴミだけを拾い集めましたが、かなりの量のごみが集まりました。道路から一望できる範囲がとても綺麗になり、見た目も気持ちもすっきりしました。

今回の清掃活動ですが、夏の間、風で飛んできたゴミ、残念ながら捨てられたと思うゴミもあって、明らかに眺望が悪くなっていました。前回よりは、たくさんの参加者によって丁寧にゴミが集められ、大量のごみを集めることができ、今回も砂丘帯は綺麗な眺望へと変化しました。

稚咲内海岸の一部は、定期的に清掃活動が行われているようです。その活動でも、稚咲内海岸の環境は良くなっていることと思います。しかし、豊富町の南から北までオロロンライン沿いの砂丘帯を広範囲で清掃したのは、今年が初めてではないでしょうか。見た目の問題もありますが、春には、大きなゴミの下に伸びることができずに黄色くなってつぶされている芽を見つけたこともありました。植生にとっても必要な活動だと思いました。

海沿いですから、どうしても風や波で流されてくるゴミも出てくると思いますが、この活動を続けることによって、確実に散乱しているごみを減らしていけることと信じています。

参加者:かのと