豊富歴史探訪の旅2

豊富歴史探訪の旅へのご参加ありがとうございました。

以下、参加者の感想文を掲載させていただきます。

10月23日、「豊富歴史探訪の旅2」〜豊富の天然資源を巡る旅〜が行われました。 語り部さんから天然資源にまつわる歴史を聞いたり、普段一般人は入れないような場所を見学したりと、とても貴重な体験をさせてもらいました。

特に語り部さんのお話は、ご自身が体験されたり、見聞きしたりしたことをお話しされましたので、本当に貴重なお話を聞くことができました。

先ずは、温泉街にある温泉とガスの採掘施設を見学しました。一緒に採掘された温泉とガスは、施設で分離され、温泉は温泉宿に、良質なガスは暖房資源などに利用するため温泉街の一般住宅にも送られているようです。その後、近くにあるガス発電所に向かいました。今は、ガスの供給が少なくなったため閉鎖されたそうですが、一時期は、豊富市街地の電力をまかなっていた時代もあったそうです。

次は、福永石油採掘跡地です。奥深い所にその場所はありました。わずかながらも、今も真っ黒な油がフツッ・・フツッ・・と噴出し、流れ出ている様子を見ることができました。油が噴出しているところを見るのは初めてでしたので、感動しました。

そして、今はサロベツ湿原センターとなった場所にあった東圧ピート泥炭採掘跡地で、その時に仕事に携わっていた方からいろいろなお話を聞くことができました。

移動のバスの中でも、語り部さんからの話、豊富高校ボランティア同好会の学生さんの豊富の民話の読み聞かせもあり、息もつかせないほど(!?)の内容の濃いツアーでした。北海道を開拓し、それを引き継いできた人達が、厳しい自然環境の北海道でどのように自分たちの暮らしを発展させたのかを知ることができ、とても興味深かったです。来年もまた、このようなツアーが企画されるとしたら、ぜひ参加したいと思いました。

参加者:かのと