なまら!!サロベツ∞クラブ「しめ縄作り」

12月11日(土)に、なまら!!サロベツ∞クラブでしめ縄作りを行いました。
なまら!!サロベツ∞クラブとは、我々サロエコが1年間を通じて提供する小学生を対象とした環境教育プログラムです。随時、新規参加者を募集しています。しめ縄作りは、その2010年の第6回目のプログラムでした。

今回の目標は、お正月も目前!昔ながらの伝統文化を体験してみよう!ということで、地元の兜沼のおばあちゃんを先生にお招きして『しめなわ作り!』を実施しました。そのあとは、お腹もたっぷり満たそうとお餅つき!を行いました。

小学生の低学年の子供たちは、さすがにひとりでは作業することができません。そこで、お母さんに手伝ってもらいながら、ギュギュギュっとしめ縄を編んでいきます。おばあちゃん先生の助言に耳を傾けるのもとっても重要です。

悪戦苦闘すること約2時間。参加したみんなが、こんな全長80cmもあるしめ縄を完成させました。
実は、このしめ縄、スゲで出来ています。スゲは、この日のために6月に刈り取り作業を行い、日陰で乾燥させておいたものです。
つまり、このしめ縄の作成には半年もの月日がかかっているのです。
この「地元の材料を使って、しめ縄をつくっているんだ」というメッセージが子供たちまで届いたかはわかりません。しかし、来年は事務局のスタッフが担当した、スゲの刈り取りや乾燥といった準備作業こそ、子供たちに体験してほしいなと思っています。

お餅も。もちろん、臼と杵(子供用)にて行いました。
豊富町の子供たちには、杵の扱いも手慣れたもので、餅はとっても美味しくつき上がりました。

次回、第7回のなまら!!サロベツ∞クラブは「原野でスノーシュー」を予定しています。
文化体験の次は自然体験!
冬の真っ白な世界に出て、樹木の冬芽や動物の足あとの観察を行いたいと考えています。
参加される方は、お楽しみに!!

[は。]