泥炭採掘跡地


先日、泥炭採掘地跡地に行ってきました。

研修会の舞台がサロベツ湿原泥炭採掘跡地でして、サロベツ・エコモー・プ ロジェクト支援ワーキンググループとして、サロベツ湿原がどんなものなのか 「みんなで見てみよう!」というのが今回の目的です。

支援ワーキンググループ「サロエコ」はもちろん、地元で活動する皆さん、行政の方々 などが構成メンバーで、サロベツ湿原の保全につながる活動を盛り上げて行くために立ち上げたグループです。

私自身、かれこれ十…年前に高校の授業で泥炭採掘地に入ったことはあります。 が、当時は湿原がなんなのかも知りませんでした。 そういう意味で今回は本当の‘湿原体験デビュー’となりましたが、入る前からワクワクでした。

泥炭採掘跡地とはいえ、ミズゴケがふわふわしていて高層湿原となっているところ、ヤチボウズがあるところなどは正真正銘の湿原です!

ミズゴケのふわふわ感を足で楽しんだり、ミズゴケの含む水の音に感動したり、時には、採掘後で再生しきっていない感じの不安定な地面に驚いたりと、五感で湿原を楽しみました。

花の時期はもう終りですが、彩り豊かなミズゴケや小さな実、種など‘小さな命のきらめを感じる’午後でした。


今回、貴重な体験の場を与えていただきましたが、壮大な湿原を私たちの力だけで守るというのは大変なことかもしれません。 しかし、今後も同じ体験が出来る様、また、サロベツが今のままであり続けるためには私たちのこれからの取り組みにかかっているんだなぁと思いました。

大好きなサロベツ湿原がもっともっと好きになりました。


みさたろ