日本最北のツバメ


今、原野の空にはたくさんのツバメが飛び交っています。毎年春になると繁殖のため東南アジアからサロベツまで渡って来る彼らは、「日本最北のツバメ」と言えるでしょう。ツバメはかつてサロベツ周辺にいなかったようですが、数年前からビジターセンター横のトイレに巣をつくっています。昨年は失敗してしまったものの、今年は無事に巣立ってくれました。時々屋根の上で休憩しながら、若鳥たちは長旅に備えて渡りの練習中のようです。